映画監督として知られ、名作をこの世に生み出した紀里谷和明さんですが、映画監督を引退すると発表しました。
また、テレビ出演も今後はしないと宣言しています。
では、気になる引退理由についてご紹介していきます。
今後の活動や映画監督復帰はあるのかも合わせてみていきましょう。
紀里谷和明が映画監督を引退する理由!
映画監督として20年間にもわたり活躍してきた紀里谷和明さん。
2023年4月に公開された「世界の終わりから」という作品を最後に映画監督引退を決意しました。
紀里谷和明さんは同じ映画監督である岩井俊二さんとの対談で引退理由について語っていました。
映画監督の仕事が苦しかったから
と発言をしています。
紀里谷和明さんは責任感があり真面目な人だったのではないかと思います。
なぜ苦しかったのかというと、映画のことばかり考えていたからですね。
- 家にいるときでも、人の映画を見ているときでも常に何か考えている
- 次の作品に向けてのアイデアなどを考えることに頭をフル回転させている
どんな映画にすれば視聴者は喜ぶのかなど、本当に良い作品を作りたいと思っているということがわかりますね。
紀里谷和明さんは、本当に映画が好きなのかもしれません。
しかし、作った映画に対しての非難であったり、誹謗中傷などありとあらゆることに耐えているといいます。
脚本の執筆や、編集でパソコンに座るのも嫌になり、映画が見られなくなることもあったのだとか。
その生活を20年間続けてきて自分が傷ついていると気づいたとのことです。
20年間も続けてきたことにすごさを感じます。
監督本人が力作だと思っても、監督の思いが伝わらずに世間から評価されないことはとてもつらいと思います。
映画監督を一回辞めると言わないと一生苦しみ続けると思い、一度引退することで本当に映画が好きなのかを確かめたかったようです。
紀里谷和明は映画監督をやり遂げた?
@sekainoowarikara_movie #世界の終わりから
— 夏木マリ (@marinatsukides) March 9, 2023
#4.7#紀里谷和明監督 #伊東蒼
紀里谷和明監督作品
映画『世界の終わりから』
の本予告映像が解禁されました🎬 pic.twitter.com/NEZnK3tXVR
紀里谷和明さんが20年間かけて伝えたかったものが、「世界の終わりから」という作品でできたとのことです。
紀里谷和明さんは20年もの間ずっと苦しみ続け、過去5年~10年は特に苦しんだといいます。
その中で伝えるべきことが未来への希望でした。
紀里谷和明さん自身が苦しみ続けたことで、生み出された映画なので説得力があるのではないでしょうか。
「映画監督としての使命があるのなら、この作品で全うできたと思う。」と語っています。
実際に「世界の終わりから」の世間からの評価は高いです。
紀里谷和明さんの思いが映画を見た人にしっかりと伝わっているのではないでしょうか。
評価が高いということで紀里谷和明さんは映画監督をやめなければ良いのかという思いが頭にによぎったそうです。
しかし、また次作品について考えるというループにハマると考えています。
紀里谷和明の今後の活動は?映画監督復帰はあるのか?
紀里谷和明さんは、今後の活動については不明だと語っています。
来年になったらまた映画監督やると言うかも
5年後にやるかもわからない
とのことです。
映画監督である岩井俊二さんは紀里谷和明さんの新作を今後も見たいとのことですがそれが叶うかどうかはわかりません。
ジブリ作品で有名な映画監督である宮崎駿さんは、引退宣言後に再び戻ってきた。
という事実もあることから突然復帰するかもしれませんね。
引退作品である「世界の終わりから」が高評価だということで、紀里谷和明さんの実力がやっと世間に認められてきたかもしれません。
私としては、今後も映画を作り続けてほしく新作を見たいという気持ちがあります。
しかし、20年もつらい思いをしてきたので、ゆっくり休んでほしいと思いますね。
今後の活躍に期待しています。
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