坂本龍一の「がん」はいつから発症した?現在はステージ4で闘病中!

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世界的に活躍しているミュージシャンである坂本龍一さんですが、現在ステージ4のがんとの闘病中です。

では、坂本龍一さんはいつからがんになったのかを見ていきたいと思います。

がんとの闘病中でも必死に活動を続けている様子には勇気をもらえますね。

追記:坂本龍一さんが2023年3月28日に亡くなられました。

目次

坂本龍一のがんはいつから?

2014年に中咽頭がんが発症しました。(当時62歳)

2014年7月に中咽頭がんであることを公表し、一時活動を休止しました。

治療に専念し、症状が落ち着いて安定した翌年の2015年8月には、映画「母と暮らせば」の音楽で仕事復帰し、同年9月にはラジオで復帰しています。

それ以降の活動も精力的に行ってきました。

6年にも及ぶ治療を経て中咽頭がんは寛容し、安堵していましたが、2020年6月には新たながんである直腸がんが見つかりました。

寛容とは、一時的あるいは永続的にがんが縮小または消失している状態のことです。

【時系列】直腸がん発症&手術

2021年1月には、直腸がんの治療を受けているとの発表がありました。

直腸がんと診断されてからの流れを見ていきましょう。

2020年6月

ニューヨークで検査を受け、直腸がんと診断されました。

放射線治療と並行して抗ガン剤も服用しましたが治療を始めて数ヶ月が経っても、なかなかガンが消えませんでした。

2020年11月

人間ドックを受け、直腸がんが肝臓やリンパに転移していることがわかりました。

何も治療しなければ「余命半年」と言われるほど厳しい状況でした。 

2021年1月

20時間にも及ぶ手術を受けます。

手術の時間は12時間の予定でしたが、8時間も超えるほど大掛かりなものでした。

手術箇所はこちらです。

  • 直腸の原発巣(最初にがんが発生した部位)
  • 肝臓2カ所
  • リンパに転移した腫瘍
  • 大腸を30センチ切除

2021年10月、12月

2回に分け、両肺に転移したがんの摘出手術を行い、それぞれ3~4時間かかっています。

2021年の1年間で6回の手術を受けています。

しかし、まだ病巣は残っており、ひとつひとつ手術で取るのではなく、薬で全身的に対処するしかないそうです。

2021年12月

映画「戦場のメリークリスマス」(83年)のテーマ曲「Merry Christmas Mr. Lawrence」のメロディーを595音に分割し、その1音ずつをNFT化して発売し、話題となっています。

闘病中であるにも関わらず、お仕事に励む姿はかっこいいですね。

現在はステージ4で闘病中!

2022年12月11日、12日には、30の国と地域に向けてオンラインのピアノソロコンサートが配信されました。

坂本龍一さん本人は、「かなり体力が落ちてしまって。1時間とか、1時間半とか、通常のコンサートは難しいです」と語っています。

また、2023年1月17日には、2017年以来となるオリジナルアルバム「12」がリリースされます。

現在も現役で活躍中ですね。

2021年1月の手術以降、坂本龍一さんは、がんとの闘病生活についてこう語っています。

「これからは“ガンと生きる”ことになります。もう少しだけ音楽を作りたいと思っていますので、みなさまに見守っていただけたら幸いです」

がんと闘うのではなく、がんと生きるという表現をしていますね。

がんになったのも何か理由があり、結果的にがんで亡くなってしまっても、それはそれで本来の人生だったんだ、と達観しているようです。

まとめ

坂本龍一さんは、2014年に初めて中咽頭がんが発症しました。

その後、中咽頭がんは寛容しましたが、2020年6月には新たに直腸がんが見つかりました。

直腸がんの手術を6回も行い、がんのステージ4という厳しい状況でもある中、現在も闘病生活中です。

音楽活動を現役でされている姿を見ると応援したくなります。

少しでも長く坂本龍一さんの活躍を見ていたいですね。

追記:坂本龍一さんが2023年3月28日に亡くなられました。

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